よくあるご質問
受診について
- 精神科を受診した方が良いのはどんなときですか?
- ご自身の持病や身体的な不調がないにもかかわらず、「よく眠れない日が続いている」、「イライラして仕事に集中できない」、「気分が落ち込んで何をやる気にもなれない」、「外にでるのが怖くてひきこもってしまう」などの場合は、一度精神科の受診をご検討ください。
- 精神科に受診するほどの症状かどうなのか、自分ではわからないのですが
- ご自身では軽い症状と思われても、うつ病や不安症状の初期症状であることも多いです。こんなことで受診して良いのだろうか、などあまり悩まず、お早めに受診することをおすすめいたします。
- 予約(新規・変更共に)の電話をいつかけたらいいですか?
- 新規のご予約のお問い合わせは希望診察日前日の14:00~17:00の時間帯までに0263-87-2511にお電話ください。休診日や、この時間以外での着信に関しましては、折り返しのご連絡はいたしかねますので、ご了承ください。
詳しくは、「初めての方」をご覧ください。 - 予約なしでも当日診てもらえますか?
- 申し訳ございませんが、予約なしの外来診察(初診・再診ともに)は受け付けておりません。初診の患者様は、お話をじっくり伺いたいため、必ず事前にご予約いただいております。また、再診の方も患者様の待ち時間を出来るだけ少なくするため、可能な限りご予約をいただいております。
- 本人が受診を拒んでいる場合、家族が相談に行っても良いですか?
- ご家族からの相談にも応じておりますので、一度ご連絡ください。
- 初診時に持っていくものは何ですか?
- 健康保険証(マイナンバーカードも可)をご持参ください。お持ちの方はお薬手帳、各種受給者証(自立支援医療受給者証、福祉受給者証等)、また他院様等からの転院をご希望の方は、現在通っている医療機関様の診療情報提供書(紹介状)を必ずお持ちください。また、お持ちでしたら採血結果、心理テスト結果などもお持ちください。
詳しくは、「初めての方」をご覧ください。 - 初めての診察では、どのようなことを聞かれるのですか?
- 専門の医師が診察に必要な情報を患者様からお伺いします。伝え忘れなどをご心配の方は、症状や困っていること、気になることなどをメモしてお持ちください。
- 家族や同僚と一緒に診察を受けることはできますか?
- 診察を受けるご本人様が同意されましたら、ご家族の方、同僚の方も一緒に診察に入っていただくことは可能です。
- 初診は予約の時間の何分くらい前に到着していれば良いですか?
- 初診で受診される方は予約時間の15~20分前にお越しください。受付の後、問診票など診察に必要な書類の記載をしていただきます。
- 興奮していたり暴れてたりしている場合でも、受診できますか?
- ご家族が付き添い可能であれば受診できます。受診が難しい場合は対応方法についてご相談ください。
- 電話だけの診察やオンライン診療はありますか?
- 申し訳ございません。電話だけの診察及びオンライン診療は現在のところ当院では導入しておりません。
- 待ち時間はどのくらいですか?
- 当院では待ち時間を最小限にするために、時間を決めての予約制としています。しかし、必ずしもお約束の時間通りに診察が出来ない場合があります。何卒ご理解のうえ、お時間に余裕をもってお越しください。尚、伝えたいことがたくさんある場合などは、予めメモにして持参いただけますと他の方の待ち時間を短縮できるため、ご協力のほどお願いいたします。
- 診察時間はどのくらいですか?
- 初診の場合は30分から60分程度、再診の場合は患者様の状態等により変動いたします。
- 精神科、神経科、心療内科、神経内科の違いについて教えてください。
- 「精神科」と「神経科」は、まとめて「精神神経科」と呼ぶこともあるくらいで、両者に大きな違いはありません。いずれも心の不調や病気を診察・治療する診療科だと言えます。「心療内科」は本来、心理的な要因の影響が大きいと考えられる身体的疾病(胃潰瘍や高血圧症など)を扱う診療科です。「神経内科」は心の不調や病気を治療する診療科ではなく、中枢神経から末梢神経、筋肉にいたる神経系の障害(パーキンソン病など)を扱うところです。
入院について
- 入院が必要になるのはどんなときですか?
- ご自宅ではどうしても十分な休養がとれないときや、自傷(自分自身を傷つける)・他害(他者を傷つける)のおそれがあるときには、入院という選択肢もお考えいただく必要があります。一時的に病状が重くなったときに、休息目的で短期入院していただく場合もあります。基本的には、患者さまのご希望と主治医の判断によって、入院するかどうかを決定いたします。
- 「入院形態」とはなんですか?
-
精神科への入院形態には、以下の2種類があります。
◎自らの意思に基づいて入院する「自発的入院」
任意入院:患者様本人の希望によって入院・退院できる入院形態
◎患者様は希望しないが、Fa,Drからの入院治療が必要とされる「非自発的入院」
医療保護入院:ご家族もしくは市町村長の同意による入院
応急入院:ご家族の同意がない場合に行われる、72時間以内の入院
措置入院:自害他害のリスクが高い患者様に対する、都道府県知事の権限による入院
対象患者様のお申し出及び症状等により、入院形態が決められます。 - 入院した場合の1日のタイムスケジュールは、どんな感じですか?
- 詳しくは、「入院のご案内」をご覧ください。
- 入院するとスマホが禁止されるって本当ですか?
- 今のところ当院は病棟内に持ち込み禁止ですが病状によっては外出や散歩で、病棟外で使用することも可能です。
お薬について
- 精神科で処方される薬とはどんなものなのですか?
- 大きく分けると、抗不安薬(過剰な不安を軽減してリラックスさせる)、睡眠薬(十分な眠りがとれるようにする)、抗うつ薬(うつ状態を改善する)、抗精神病薬(幻覚や妄想などの症状を取り除く)といったお薬があります。その他、認知症の進行を遅らせる薬や、アルコール依存症のためのお薬などもあります。
- 薬で性格が変わったり依存症になったりしないか不安です
- いずれのお薬も、バランスを崩した一部の神経細胞の働きを調整する作用が主で、性格そのものを変化させるような作用はありません。過剰な不安や抑うつを軽減することによって「生活の質」を向上させるためのお薬とお考えください。依存症については、抗うつ薬、抗精神病薬には依存性はありません。抗不安薬、睡眠薬の一部には弱い依存性が認められるものもありますが、医師の処方を守って服用していればまず心配はありません。
- 精神科の薬って副作用は大丈夫なのでしょうか…
- 精神科のお薬だけでなく、他の診療科のお薬にも、市販薬にも副作用はあります。主作用と副作用は表裏一体で、なんらかの効き目がある薬には副作用もつきものです。精神科のお薬によく見られる副作用としては、抗不安薬では眠気が、抗うつ薬では抗コリン性の副作用(口が渇く、便秘など)が、抗精神病薬では錐体外路性の副作用(四肢がムズムズする、不随意運動など)が現れやすいことが確認されています。しかし近年、これらの副作用が出にくい優れた新薬が続々と登場しており、お薬による治療はさらに導入しやすくなっています。
その他
- 支払い方法はどのようなものがありますか?
- 当院でのお支払いは現金のみでのお取扱いとなっております。今後について、クレジットカード、スマートフォンなどの電子決済も検討中です。
- 病院内にATMはありますか?
- 病院内にATMはありません。周辺のコンビニエンスストア(ローソン)等のATMをご利用ください。
- 院内で買い物はできますか?
- 院内に売店がありますのでご利用ください。お支払いは現金の他クレジットカード、電子マネー(Suica,nanaco,WAON,iD)をご利用いただけます。
- 駐車場はありますか?
- 外来者・面会者用駐車場を20台程度準備していますのでご利用ください。ご利用は無料です。なお、入院中の駐車場のご利用はできませんのでご了承ください。
- 治療を受けていることを家族や職場に知られたくないのですが…
- その旨をお伝えいただければ、外来・入院にかかわらず、患者様の合意なしに当院からご連絡することはありません(未成年者の場合を除く)。ただし、生命の危険があるなど緊急を要する場合には、当院よりご家族等に連絡させていただく場合があります。
- 精神科病院は「怖い所」というイメージがあるのですが…
- 受診・入院を検討されている方には随時見学を受け付けております。医療相談室までお問い合わせください。